キャンパスライフ

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2024年9月
オーラルフレイル予防検査機器の授業

今年も3年生はオーラルフレイル予防のための口腔機能検査について学びました。

口のまわりには複数の筋肉があり、その筋肉は加齢とともに衰えていきます。かむ力、水分量などを計測することで、早期の予防対策を行うことができます。

授業は、前校長の才川隆弘先生のほか、浜松市歯科医師会の在宅歯科・介護専門部会の鈴木隆之先生、左津前真先生、近藤大祐先生、澤木厚子先生、金原弘恵先生、深谷一裕先生の計7名、その道のエキスパートの先生のご指導で、グループに分かれ学生相互で検査機器を使用して測定しながら、取扱い方法について学びました。


次は検査機器の紹介です! 色々あるのね~!(^^♪

健口くん

パ、タ、カの発音を反復唾液嚥テストで、口唇・舌・下顎の動きを評価して口腔機能を測定します。

口腔水分計ムーカス

口腔粘膜の乾燥状態を数値化して測定します。

咬合力チェックガム

噛み合わせと噛む力を1分間ガムを噛み続けた後のガムの色で判定します。

グルコセンサー

グルコラム(グミ)を咀嚼して、グルコースの濃度を計測して咀嚼能力を測定します。

舌圧測定器

小さなバルーンを口の中で押すことで、最大舌圧を測定して、舌の機能を測定します。

鼻咽頭ファイバースコープ

訪問歯科領域で、摂食機能障害への対応のひとつVE検査(嚥下内視鏡検査)に用いられるものです。咽頭部の形や動きの状態を直視下で観察する検査。実際に飲食物を飲み込んでいただき、咽頭を食物が通過していく状況を観察記録し、気管に入ったり喉に残りやすくないかなどを調べます。また日常的に喉に痰や唾液が溜まりやすいかなども、観察することができます。


※オーラルフレイル予防:お口の機能低下の予防。
お口の機能が低下すると、食べこぼし、軽いむせ、かたいものが噛(か)みにくい、滑舌の悪化、口の中が渇くなどの症状がみられるようになり、日常生活に影響を及ぼします。

*マウスポインタ―を写真に合わせて頂きますと拡大されます。
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