キャンパスライフ
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2022年9月
オーラルフレイル予防検査機器の授業
オーラルフレイル予防検査機器の授業
今年も3年生はオーラルフレイル予防のための口腔機能検査について学びました。
口のまわりには複数の筋肉があり、その筋肉は加齢とともに衰えていきます。かむ力、水分量などを計測することで、早期の予防対策を行うことができます。
授業は、校長の才川隆弘先生のほか、浜松市歯科医師会の在宅歯科・介護専門部会の鈴木隆之先生、左津前真先生、近藤大祐先生、中川雄二先生 計5名のその道のエキスパートの先生のご指導で、グループに分かれ学生相互で検査機器を使用して測定しながら、取扱い方法について学びました。
次は検査機器の紹介です! 学生さんの感想 (^.^)
健口くん
パ、タ、カの発音を反復唾液嚥テストで、口唇・舌・下顎の動きを評価して口腔機能を測定します。
口腔水分計ムーカス
口腔粘膜の乾燥状態を数値化して測定します。
咬合力チェックガム
噛み合わせと噛む力を1分間ガムを噛み続けた後のガムの色で判定します。
グルコセンサー
グルコラム(グミ)を咀嚼して、グルコースの濃度を計測して咀嚼能力を測定します。
舌圧測定器
小さなバルーンを口の中で押すことで、最大舌圧を測定して、舌の機能を測定します。
鼻咽頭ファイバースコープ
訪問歯科領域で、摂食機能障害への対応のひとつVE検査(嚥下内視鏡検査)に用いられるものです。咽頭部の形や動きの状態を直視下で観察する検査。実際に飲食物を飲み込んでいただき、咽頭を食物が通過していく状況を観察記録し、気管に入ったり喉に残りやすくないかなどを調べます。また日常的に喉に痰や唾液が溜まりやすいかなども、観察することができます。
お口の機能が低下すると、食べこぼし、軽いむせ、かたいものが噛(か)みにくい、滑舌の悪化、口の中が渇くなどの症状がみられるようになり、日常生活に影響を及ぼします。