キャンパスライフ

キャンパスライフ

キャンパスライフ

キャンパスライフ

2020年9月
オーラルフレイル予防検査機器の授業

今日は3年生が今話題の口腔機能検査機器の取り扱いについての授業を行いました。

口腔は全身の健康にしっかり関連し、口腔ケアは様々な病気の予防につながることが分かっています。その口腔機能を守るために使用する検査機器について学びました。

授業は、校長の才川隆弘先生のほか、浜松市歯科医師会の在宅歯科・介護専門部会の鈴木隆之先生、左津前真先生、近藤大祐先生、中川雄二先生計5名のその道のエキスパートの先生のご指導で、グループに分かれて実際に学生相互で検査機器を使用しながら、その取扱い方法について学びました。

今年は鼻咽頭ファイバースコープも体験しました。訪問歯科領域において、昨今歯科医師に求められてきている摂食機能障害への対応のひとつ『VE検査※』に用いられるものです。
検査機器の『健口くん』は、パ、タ、カの発音を反復唾液嚥テストで、口唇・舌・下顎の動きを評価して口腔機能を測定します。『口腔水分計ムーカス』は口腔粘膜の乾燥状態を数値化して測定します。『グルコセンター』はグルコラム(グミ)を咀嚼して、グルコースの濃度を計測して咀嚼能力を測定します。『舌圧測定器』は小さなバルーンを口の中で押すことで、最大舌圧を測定して、舌の機能を測定します。

みんな自分の口腔機能レベルが分かるとあって、楽しそうに積極的でした。

患者さんといっしょにオーラルフレイル予防、回復、口腔機能の向上に取り組めるように、がんばって勉強してねー!\(^o^)/

※VE検査
咽頭部の形や動きの状態を直視下で観察する検査。実際に飲食物を飲み込んでいただき、咽頭を食物が通過していく状況を観察記録し、気管に入ったり喉に残りやすくないかなどを調べます。
また日常的に喉に痰や唾液が溜まりやすいかなども、観察することができます。
HOME メール 問い合わせ